Chapter 3:標準出力、入力を触って見る
第2章までで変数とmain関数の概念を説明し、以下のような簡単な数値演算のプログラムを作る事ができるようになりました。
int main()
{
int a = 10,b = 10;
int result = a + b;
}
しかし、これをコンパイルして実行しても、画面には何も表示されません。それもそのはず、画面に出力しろというようなプログラムを記述していないので出力されるはずがありません。
本章の内容は、恐らく後の章に出てくるでろう内容を理解していなければ、完全に理解する事はできないと思います。しかし、なぜその前にこれを説明するかというと、目に見える結果として出力されないと、中で何がおきているのか分からないとも思うからです。
そこで、この章では、仕組みがしっかりとは分からないが、こう書けば画面に出力されるんだな程度のモノとして紹介する事とします。そのため、標準出力については、再度詳細を説明する事として、本章を「触って見る」としています。本章では以下の事項について解説します。